こんにちは、ミナミです。
「トラック運転手になりたいけど、必要な免許や資格はある?」と考えている人はいると思います。
トラック運転手で働くには必要な免許や持っておきたい資格があります。
今回はトラック運転手が仕事をするときに必要な免許や持っておいたほうがいいおすすめの資格を紹介します。
今回の記事の内容は
- トラック運転手が必要な免許
- おすすめの免許
- トラック運転手が持っておきたい資格
- おすすめの資格
となっています。
トラック運転手が必要な免許
トラック運転手として働くなら絶対に必要な免許は自分が乗るトラックの免許です。
当たり前ですが、トラックを運転するためには自分が乗るトラックに合った免許を取る必要があります。
自動車の免許は
- 車両総重量
- 最大積載量
- 乗車定員
によって乗れる車の免許が分けられています。
自分が乗るトラックの免許がなければ違反になってしまいます。
例えば、普通自動車免許しか持っていなければ、大型トラックは運転できません。
免許によって乗れるトラックの大きさが違うので気をつけなければいけません。
大型のトラックを乗るつもりだったのに、中型免許をとってしまったなんてことがないようにしなければなりません。
トラックの運転免許は
- 自動車学校
- 合宿免許
- 免許センター試験場(1発)
でとることができます。
その理由はこちら記事で解説しています▼
トラックが運転できる免許の種類
それでは、トラックを運転するのに必要な免許の種類を紹介します。
自分が乗りたいトラックの免許を把握して取るようにしましょう。
- 普通免許(MT)
- 準中型免許
- 中型免許
- 大型免許
- 牽引免許
普通免許(MT)
普通免許は一般的な乗用車を運転できる免許です。
トラックだと軽トラなどの小型トラックが普通免許で運転できます。
これから普通免許を取る人が運転できる車のサイズは
- 車両総重量:3.5t未満
- 最大積載量:2t未満
- 乗車定員:10人以下
となっています。
小型のトラック運転手になる人は普通免許を取ればOKです!
準中型免許
準中型免許は2017年に新しくできた免許です。
普通免許と同じで18才からとることができます。
準中型免許は普通免許より少し大きなトラックなどを運転することができる免許です。
イメージは自動販売機の補充をするトラックですね。
準中型免許で運転できるトラックのサイズは
- 車両総重量:3.5t以上7.5t未満
- 最大積載量:2t以上4.5t未満
となっています。
中型免許
中型免許は大きめのトラックを運転できるようになる免許です。
中型免許からは受験資格があります。
- 20才以上
- 普通免許経歴2年以上
中型免許からは普通免許をとってある程度、車の運転に慣れてから取る必要があります。
それだけ、中型トラックの運転は普通自動車とは違う感覚だからです。
中型免許の運転できるトラックのサイズは
- 車両総重量:7.5t以上11t未満
- 最大積載量:4.5t以上6.5t未満
- 乗車定員:29人以下
となっています。
中型トラックのイメージはコンビニやドラッグストアなどに納品に来ているトラックですね。
結構、大きいトラックです。
中型免許の取得を考えている人はこちらの記事でおすすめの合宿免許7選を紹介しています▼
大型免許
大型免許はその名の通り、大型のトラックを運転できる免許です。
大型免許にも受験資格があります。
- 21才以上
- 普通免許経歴3年以上
中型よりも受験資格が厳しくなっています。
大型免許で乗れるトラックの大きさは
- 車両総重量:11t以上
- 最大積載量:6.5t以上
- 乗車定員:30人以上
となっています。
よく国道や高速道路を走っている大型のトラックが大型免許で乗れるトラックです。
他にも土などを運ぶダンプカーも大型免許で乗れますね。
けん引免許
けん引免許は普通自動車、準中型自動車、中型自動車、大型自動車のどれかで車両総重量750㎏を超える車両をけん引する場合に、けん引免許が必要になります。
大型免許とけん引免許を組み合わせて、コンテナなどを運ぶトレーラーを運転することができます。
けん引のトレーラーなどを運転するのが1番難しいです。
おすすめの免許は大型免許
トラック運転手になりたいなら大型免許をとることをおすすめします。
その理由は
- 大型免許を取ってしまえば、けん引以外のすべてのトラックを運転できる
- 給与が高い
- 後で自動車学校や免許センターの試験に行く回数を減らせる
からです。
大型を持っていれば、自分が乗りたいトラックの大きさを選べるので、選択肢が増えます。
大型免許を持っていれば、大型トラックでも中型トラックでも運転できるので、自分の希望に合った会社や働き方だ選ぶことができる
そして、中型免許を取って中型トラックを運転している場合に、大型トラックに乗りたくなったら、大型免許を取りに行く必要があります。
そうなると、めんどくさいですよね。
それだったら、最初から大型免許を取ったほうがラクですよね。
それに免許は一生ものなので、大型を持っていると何かと便利ですよ。
ということで、免許をとるなら大型免許をおすすめします。
トラック運転手が持っておきたいおすすめの資格
ここからはトラック運転手なら持っておきたいなと思うおすすめの資格を紹介します。
今回紹介する資格を持っていれば、トラック運転手として重宝されると思います。
- フォークリフト運転技能講習終了証
- 危険物取扱者乙種四類(乙4)
- 玉掛作業者
- 運行管理者
フォークリフト運転技能講習終了証
フォークリフトの資格はトラック運転手になるなら持っておきたい資格です。
トラックの荷物は『パレット』という四角の台に乗っていることが多いです。
パレットを運んでトラックに積みこみ、荷下ろしをするのがフォークリフトです。
倉庫や工場では必ずある荷物を運ぶための乗り物ですね。
フォークリフトを運転するにはフォークリフト運転技能講習終了証が必要になります。
- 取得場所:教習所
- 取得日数:2~5日
- 費用:だいたい40,000円ほど
フォークリフトでの荷物の積み降ろしはフォークリフトを乗る専門の人が行うこともあります。
しかし、運転手自身がフォークリフトを使って荷物の積み込み、荷下ろしをすることも多いです。
そのため、フォークリフトの資格は持っておいたほうがいいですね。
フォークリフトの資格には学科試験と実技試験がありますが、90%以上の確率で合格するので簡単に取れる資格
フォークリフトの資格を持つとトラック運転手だけでなく、物流倉庫や工場などで生かすことができるので、持っておいて損はない資格です。
危険物取扱者乙種四類(乙4)
危険物取扱者乙種四類はガソリンや軽油、灯油などの生活に必要な危険物を取り扱うことができる資格です。
通称は乙4ですね。
トラック運転手が乙4の資格をとると
- ガソリンや灯油などを運ぶタンクローリーの運転手
- 危険物を工場に運搬するトラックの運転手
- 灯油を各家庭に配送するトラックの運転手
ができるようになります。
危険物を運ぶ運転手になるメリットは
- 給与が高め
- 力仕事がない
です。
危険物を運ぶ運転手は魅力的ですが、普通のトラック運転手と比べると求人が少なめですね。
- 試験申し込み先:消防試験研究センターHP
- 取得費用:4,600円
- 試験方式:マークシート方式
- 合格率:3~4割
- 勉強時間:50時間くらい
乙4の資格はガソリンスタンドや工場など、様々な場所で必要な資格なので、資格取得に挑戦してみてもいいと思います。
玉掛作業者
玉掛作業者はトラックの荷積みと荷下ろしをクレーンで行うときの必要な資格になります。
建設業界や鉄鋼業界の荷物を運ぶトラック運転手の場合に、クレーンを使うことが多いので、玉掛作業者の資格は必要になります。
- 取得場所:教習所
- 取得日数:3日間
- 取得費用:2~30,000円
運行管理者
運行管理者の資格はトラック運転手には必要な資格ではないです。
しかし、トラック運転手からキャリアアップを目指す人には持っておいたほうがいい資格です。
運行管理者は運送会社に配置が義務付けられている国家資格です。
ドライバーの疲労、健康状態を把握し、安全な運航を実現するための管理を行う資格です。
- 受験資格:1年以上の実務経験を積んでいること、実務経験と同等の講習を修了していること
- 試験申し込み先:公益財団法人運行管理者試験センター
フォークリフトの資格は持っておいたほうがいい
トラック運転手の人が持っておいたほうがいいのはとりあえずはフォークリフトの資格です。
トラックで運ぶ荷物を積むためのフォークリフトは運転できるようになったほうがいいです。
フォークリフトの資格は簡単に時間もあまりかからないので、取ることをおすすめします。
あと、フォークリフトの運転は結構楽しいのでいいですよ。
トラック運転手が必要な免許・持っておいたほうが資格のまとめ
今回はトラック運転手が必要な免許・資格について紹介しました。
トラック運転手が必要な資格はこちら
- 普通免許(MT)
- 準中型免許
- 中型免許
- 大型免許
- 牽引免許
自分が乗りたいトラックの免許を取る必要があります。
おすすめは大型を取ってしまったほうが何かと便利です。
そして、トラック運転手が持っておきたい資格はこちら
- フォークリフト運転技能講習終了証
- 危険物取扱者乙種四類(乙4)
- 玉掛作業者
- 運行管理者
最初はフォークリフトの資格があればいいかなと思います。
他は必要になったら取っていけばいいかなと思います。
それでは、今回は以上です。
コメント